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写真家 板垣真理子 の楽しい 日記 です


by afrimari
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SAVE THE FILM 展から、キューバ学校 巨木展、他、他

このところの日記をまとめて。なんだかいろいろあったわ。楽しいことが多かったけど。

2日、六本木AXISビルで開かれている「SAVE THE FILMゼラチンシルバーセッション08展」展オープニング。東京は16日までです。その後、各地巡回。
http://www.gs-s.info/program/1002-16/

本展の主旨文
☆フィルムを使用する「銀塩写真」は世界的なカメラのデジタル化により、市場規模が急速に縮小し、消滅しつつあります。それは銀塩写真でしか表現出来ない独特の風合いや、長い間培われてきた暗室作業等の手仕事、技術が失われる事でもあります。☆

危機感がひしひしと伝わってくるような文章ですね。某フィルム会社の方に再会したら、ずっとにこにこ。「笑顔がいいですね」と言ったら「笑ってでもいないとやっていけません」思わず返す言葉を失いました。
私もまだまだ銀鉛もやるけん、そんな気持ちにもなった、つまり、ものすごい効果のある写真展なわけです。私的には真ん中にあった「昔の記念写真シリーズ」に見とれた。あらためて、写真の経年、ということに思いが及ぶ。これ以上詳しくはカット !

オープニングってなにかと人が多く、落ち着いて写真を見るには適さないけどたぶんいろいろな人に再会できるから、と。見事にしました。

鋤田正義さん、広川泰氏さん、中野正貴さん・・・魅力的な写真家さんたちだ。
私時ですが、このギャラリーは、私が初めての写真展「Smiling Africa」を開いた、思い出の場所だ。もうあれから、18年。あの頃、こんな写真展が開かれるときが来るとは・・・もちろん想像もしなかった。

3日、知人の岩村健二郎さんの「キューバ学校」キューバネットワークと、現代企画室(出版社)の企画による。代官山のヒルサイドプラザで。ギャラリーの一部を開放されてやっているので、魅力的な絵も一部分見れて、ラッキー。全部がオリシャの絵に見えてしまったのは、私だけ?

この日は、この後、巨木の写真展イベントが控えていたので、申し訳なくも途中で退出する(ご本人とスタッフの方には前もってエクスキューズ)。
岩村さんのお話は、革命直後のキューバの音楽事情から始まっていた。もっと聞きたかったのに ! 後でどんなお話しだったのか、教えてもらおう、笑
岩村さんは早稲田大学の講師でもあられるのだが、私にとっては、サルサの歌手さん、として知っている。スィンゴサとか、チェベレとか、オルケスタ・デル・ソルのボーカル。変り種ですよねぇ !
実は、私も夏季集中講座をもっている文京学院大学でも講師を努めていらしたようで(過去です)「ロッカー、けっこう近かったよ、知らなかったの? !」と昨日言われて初めて知った次第。すみません、どこまでもぼぉ~、っとしているドジです。

友人のHARUちゃんと一緒にタクって原宿。雑誌TRANSITとヤマハが主催の、「世界の巨木を見る」展。四年と少々かけて世界の巨木を見て回ったらしい。私も巨木は好きだ。好き、というよりも畏敬の念を感じる。この日は、奄美大島から招かれたamamjaubb という二人組のライブも。太鼓と歌の組み合わせが新鮮だったな。
編集長の加藤さんとも久々の再会。ここでも「昨日のSAVE THE FILM」展で板垣さん見かけたけど、行っちゃったから話できなくて・・・と言われ。はぁ~もうとってもぼぉ~、としてます、私。皆さんごめんなさい。

終わってからHARUちゃんとアイスクリームを食べながら、深夜まで喋くる。この人とは、話、エンドレスになるんだよね、でも楽しかったわ、ありがと。昨日、何をしていたかも忘れちゃうような私、なんだけど。

4日、チベットの歌手、テーチュンさんのライブ。新横浜の八幡山 観音寺にて。については、長くなりすぎるので、別の日記に書くことにします。

今日は、拙書「スプーン曲げに夢中」の写真集を作ってくれた編集者さんのライブ。江古田マーキー。声がとてもよく出ていて、良かった。文章に親しんでいる方だけあって、というよりもだからこの仕事をしていらっしゃるのか、歌詞がとてもいいし。この日は、ライブ15周年だったようで、CDも出ていました。おめでとうございます。
終わってから何人かとお茶して、盛り上がりの余韻も楽しみました。もっと話は、したかったのですが、この次ね。いいなぁ、しかし、ああやってやりたい歌をやり続ける、というのは。今日はこのヘンでおしまい。長~い日記、最後までありがとうございました!
by afrimari | 2008-10-05 22:42