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写真家 板垣真理子 の楽しい 日記 です


by afrimari
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じゅわじゅわっと癒された、その中身 1

23日、突然、三軒茶屋のオーガニック・カフェOHANAでチベットの音楽家のライブがあることがわかり、その日はお友達のAnさんと、ちょうど三軒茶屋で会うことにしていたので、ご一緒することに。
 とは言え、かなり夕刻近くのライブにぎりぎりの時間。実はその前に「ただしい犬展」を見に行くことにしていて。
 そこにはAnさんの愛犬の写真が出ているのです。これは、あやうく「処分」の憂き目にあいかけている犬の里親探しの実態を知ってもらうイベント。Anさんの愛犬、半蔵もそうやって彼女の家にやってきた。

 折りも折、私が電話をかけたのは、Anさんが愛犬の散歩の最中で、突然の帰宅とあいなったため、半蔵はぐいぐい紐をひっぱられて家に帰ったらしい。ごめんね、半蔵ちゃん。

 で、ライブ。そんなに大きくないお店で、もう家族みたいな雰囲気。これの主催者の方も団体に属してはいらっしゃるけど、今夜はそれぞれ個人の有志で募っているイベント。OHANAでのチベット音楽のライブも六回目になるらしい。
 音楽家はPemsiさんという、八歳でヒマラヤを越えて ! インドに亡命したチベットの方だ。ダムネという弦楽器をかき鳴らしながら、自作の曲やトラディショナルなものなどさまざまに聴かせてくれる。その楽器のさおの部分には白い布。これは旅の無事を祈って贈られるものという。

ダライラマの妹さんを称える歌が、素晴らしくヒットしたという経歴もある。その人は、ヒマラヤ越えをしてきたチベットの人たちをキャンプで迎え続けてくれている。「その人が居なければ・・・」

 Anさんのリクエストで歌ってくれた子守唄が良かったなぁ。ヒマラヤを越えてからは一度もお母さんに会えていない・・・これは彼に限ったことではないのだけれど。

 観客の中には、チベットの人もいて、一緒に歌ったり踊ったり、もうほとんど宴会状態。なんと、ここのオーナーさんと私はこの日、10年ぶりくらいの再会で。以前音楽関係の事務所にいた人。突然後ろから名前を呼ばれてびっくりした。最近、再会が多い。その人曰く「ここはほとんど楽屋ですから、笑」ずっと楽屋で演奏を聴いていたんだ、私たち。

なにしろチベットの人と身近にお話するのは初だったし、すっごく発見もあった。彼らは、けっこう明るく元気。チベット仏教など、静謐で修業を伴うもの、というイメージが強かったけど、なかなかに元気溌剌でした。これはPemsiさんのお人柄もあるのでしょうけれど。
書き続けるとどんどん長くなるので今日はこのへんで。

10月2日にも東京でライブはあるようで、あ、その前に長野の善光寺でもあるようです。詳しくはまた書きますが、行きたいなぁ・・・

これは、じゅわっ、その1です。
by afrimari | 2008-09-27 22:51