写真家 板垣真理子 の楽しい 日記 です


by afrimari
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最近の日記、報告、メーデー他

雨の日、渋滞。
いくら爆発的に車が増えた、と言ってもまだまだ渋滞まではないわよねぇ、と思っていたら。

今日は、ハバナ渋滞を初めて見ています。
昼過ぎから凄い雷と雨で、半端なかったですね。ものすごい雷鳴と雨。
路上に一時期、誰もいなくなるほどの凄さでした。私も外出を取りやめて家にいました。
タクシー呼んでも来ませんでしたもの。

今、目の前の道りでは、「帰り車」の渋滞が起きています。
そんなに大きな道ではありませんが、そこそこの交通量のある所なので。
いやあ、ついに来ましたね、ハバナの渋滞。

他の地域がどうなのか気になりますが、出かける気にもなりません。それが正解でしょう、こういう日は。
お陰で、ひさしぶりに落ち着いてちゃんと歌の練習ができました。
やはり、発声練習は必要で、やるとだんだん声がでるようになるのですね。短い時間ですけど、先生はかならず発声練習もやってくれます。重要だよって。

明日はまた大学でスペイン語の授業のある日で。雨じゃないといいな、きっと大変だもの。
その翌々日、つまり5月1日は、メーデーです。キューバのメーデーがどんなものなのか、見てみたいので、でかけてみようと思います。やれやれ、日本でもあまり行ったことがないのにね。

そして、5月1日。
いやぁ、今日はよく歩きました。
まず、朝7時からメーデーのパレード。始まってすぐにまた降り始めて。それでも皆、元気に歩いていました。前夜がすごくて、もう前夜祭? な感じ。 早朝4時に目が覚めて外を見たら、普段は誰も立っていない交差点で警官さんの交通整理。夜明け前ですよ。近くのカフェでは、がんがん音楽をかけて盛り上がっている様子。何人かが揃いの赤のTシャツを着て歩いているので、今日は全員、赤の波になるのか、と思っていたら、これは「ハバナ・クラブ」の揃いの衣装だったのでした。そうなんです。いろいろなグループがそれぞれの趣向をこらして出て来るところは、ちょっとカーニバルみたいです。こちらの人がパレードをやるとおのずとそうなるのかもしれませんね。中には、本当に楽器をもってきてもりあがっている人たちもいて、ちょっと日本のデモを思い出しました。でも、悲壮感はぜんぜん感じられません。
 チェはもちろんのこと、フィデルも、ラウルも、いろいろな顔が登場していました。
 とはいえ、たぶん「義理」で出なければならない人たちもいるのでしょうね。それぞれの胸の内を訊きたいものでした。キューバの人たちが何を考え、どういう本音を持っているか、を聞きだすのは並大抵ではないでしょう。「労働者の日」にキューバの人たちは何を思う? これからゆっくりとその本音に入って行けるだろうか?
1時間半程度のパレードは、列の終わりが来たら、あっさりと終わり、解散。あれほどの統制を見せる式典の準備はこれまた並大抵ではないでしょうに。キューバはたぶん、こういうことも得意なんだろう、と想像しました。世界各地からの報道者も来ていて、特に印象的だったのは、トルコの人たちのグループ。なぜ、こんなに多いのか。あとは、米国人のカメラマン。ラテンアメリカ地域で仕事をしている、とのこと。もちろん、ちゃんとパスは持っていましたが、可能なんですよね。
 軍の音楽隊が演奏し、軍なのか通常の学校なのか、高校生くらいの生徒たちが「コンガ」で歌い。「5月1日は、労働者の日」と言っているだけだったようだが、ずいぶん音楽的だったのはさすがこの国。
 ぐちゃぐちゃになった足を洗いにいったん家に帰り、これほど歩いてたくさん写真を撮ってもまだずいぶん早い時間なので今日は、ビエハ(旧市街)へ行くことに。ここに来てから、そこそこ学校やレッスンで忙しく、ビエハにも数回しか行っていないので、たまにはちゃんと出かけよう、と。やはり楽しいです。観光客気分になれました。オビスポ通りはいろいろな店が軒を連ね、最初に出かけた時に衝撃を受けた「工事中だらけ」ということに慣れてしまえば、そこそこに楽しめます。ビエハにでかけた理由の一つは、コーヒーを入れて置いておくためのポットを買うためだったのですが・・・こういうものも、なかなか思い通りのものが手に入りません。化粧品なんかも大変です。卵を買うのも、そこそこ難しい。海外から来ている大学生で何か月か一回も卵を食べていない、と言っている子もいました。そういう話はまた別の所で詳しく・・・目当てのショッピング・モールはメーデーでお休みで。目的果たせず。
 とにかくずいぶん旧市街の中を歩きました。
 私が今、住でいるのは、ビエハから少し東に向かったセントロと、ベダードとの境目です。そのベダードに戻って来た後、「なぜか」突然オテル・ナシォナルに行きたくなり。このホテルはいつもネットをやりに来ていますが、この日はもちろんパソコンなど持たずに出かけていて。それでも気持ちの向くままに向かいました。ここは海風が気持ち良くて、椅子に座っていても荷物を盗られる心配もそれほどなく寛げるのでありがたいのです。そして、建物の裏側に回り、今日は閉まっているので誰もいないプールサイドに向かった時に「あっ」と声をあげました。
ここから見える、「米国利益代表部」の前に、青と白と赤の、多くの旗がたなびいていたのです。「いつのまに?」
 一瞬、米国の旗が立ってしまったのかと思ったのです。でも一瞬後には、それがキューバの旗であることが分かりましたが。いや、一瞬、焦りました。似たようないろだからややこしいわ。そして、次には「ラッキー !」と思いました。だって、ここに旗が立つのは、このメーデーの一日だけだったからです。知らずに来て、見逃したくないものをしっかり写真に収めました。「なぜか」というのはとても、とてもあなどれませんね。実は、ここに立つ旗ではまた別の思い出がありますが、それは仕事にとっておきます。今日は、このへんで。大学が「ふたたび」12日間休みになるため、どこかにでかけるかもしれません。「少しは」涼しくて心地の良い場所へ。
[PR]
by afrimari | 2015-05-03 05:43